網膜色素変性症の治療最前線と究極の選択

アッシャー症候群との闘い! > コラム

(Yahoo!ニュースによれば)ES細胞(いわゆる万能細胞)から多層構造の網膜をつくることができたとのこと。

大変喜ばしいニュースのはずだが、なぜか心躍らない。

技術的には治療が可能になったとしても、移植後の拒絶反応、細胞のガン化などの副作用(の有無)や長期的な予後が判明するまでにまだまだ十数年はかかるだろう。

仮に安全性が確認されたとしても、現実的な費用で手術を受けられるかどうかが大問題。

手術が保険適用外で高額だった場合、全財産を注ぎ込んで治ったとしても、治ったことでそれまで受けてきた障害年金やら障害者手帳の優遇やらが一切無くなってしまうのだとしたら、年老いて貯金も使い果たしてしまった状態でその後どうやって生きていけというのか。

お金持ちや若い人、現在会社に勤めている人、専業主婦等であれば当然治った方が良いだろうが、そうでない人にとっては、治るということはある意味「究極の選択」となる。

目は見えなくても金銭的には困らない生活を取るか。
目は見えるが金銭的にひどく困窮した生活を取るか。


まあ、治るのが悩ましいのは自分たちの世代の話で、子どもや孫の世代にとって、治るのが喜ばしいことであるのは間違いない。

なぜなら、不治の遺伝病であるがゆえに結婚や子どもをつくることに躊躇する必要がなくなるかもしれないから。



■あとがき

現在、某国に在住中です。

日本とは違って様々な理由から一人で出歩くことができず、ストレスがたまります。完全に移住するのではなく、行ったり来たりしてるのが良いのかもしれませんね。

ちなみに飛行機での移動は(航空会社に頼めば)搭乗から乗継、入出国審査の通過、手荷物のピックアップまで、付きっきり(シームレス)でサポートしてくれるのでとても楽チンです。
格安の航空券でも対応してくれます。
※最近流行りのLCCは利用したことがないのでわかりません。


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