白杖の効果

アッシャー症候群との闘い! > コラム

先月、ついに白杖を持つことを決心し、歩行訓練をはじめた。

使い方をマスターするのは想像以上に難しかったが、やっぱり全然歩きやすいということを実感した。

人にぶつかる回数が激減したし、仮にぶつかっても(すぐに理由を悟ってもらえるので)お互い険悪になることもない。

それに、気にかけて声をかけてくれる人が意外に多く、感謝の気持ちが半分と申し訳ない気持ちが半分(まだ結構見えてるので)。

公共交通機関ではわざわざ席を譲ってくれる方までいて、これにはさすがに戸惑ってしまう。

だって、目がわるいだけで足腰がわるいわけではなく、座る必要性なんて全然ないのだから(申し訳ないので座ってしまうけど)。


白杖を持ったことで多くの親切な人たちの存在に気付かされ、世界が変わって見えるようになった気がする。


ただし、まだまだ心理的な抵抗がなくなったわけではない。

明るくて広くて人が少ない場所ではほぼ必要ないから持っていたくないし、何より本の立ち読みがしづらくて困る(笑)。



■あとがき


白杖を使えるようになったからというわけではないけれど、最近毎日のように外を出歩いてます。ひきこもりだったのが嘘のように。

外の世界には様々な「出逢い」があり、これまでの人生を大きく変えてしまうほどの出逢いもありました。


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