障害者職業訓練校の実態

アッシャー症候群との闘い! > コラム

「檻のない収容所」というのは、実は、障害者のための「職業訓練校」のこと。

何らかの技能を身につけて就職するのが目的・・・だけど、実際に就職できる人は多くないし、人によっては就職できるかどうかなんてそれほど重要じゃなかったりする。

なぜなら・・・

そこに在籍してるだけで、訓練手当という名目のお金がもらえるから!

金額は決して多くはないけど、授産施設での平均収入に比べたら桁違いに多いし、寮に入れば部屋代はタダだし、食費くらいしかかからないので毎月数万円づつの貯金は十分可能。

訓練期間はコースによって1〜2年。

お金をもらいながら授業が受けられて、しかも国家資格まで取得できてしまう(もちろん、試験に通ればの話)・・・通常、こういうのって何十万かの授業料を払って勉強するものだから、はっきり言ってものすごくオイシイ話だ。


ただ、オイシイだけに厳しく辛い面もある。

これまで書いてきたように生活面で徹底管理されることや、一応職業訓練なので、ある程度マジメに勉強しなければならないこと。

結果、授業をマジメに受けないために途中で強制退学になる輩もいる。

また、こういう施設が初めてで、異常な環境になじめずに自主的に辞めていってしまう僕のような中途障害初心者もチラホラ。

・・・逆に、この異常な環境をものともしない図太い神経の持ち主は、キッチリ1年なり2年を勤め上げ、そして就職・・・などしなくても、障害年金と訓練手当があれば一人なら十分やっていけるので、さらに同様の施設を転々と渡り歩く。

僕がいた施設でも、すでにそこが2度目3度目というツワモノが何人もいた。

しかし、それだと常に周りには障害者しかいない・常に管理されているという非日常的日常に加え、楽してお金がもらえてしまうという非現実的現実も手伝って、正常な感覚が失われていってしまう。

事実、ツワモノたちは皆一様に非常識で、著しく社会性を欠いていた。。



■あとがき

このメルマガの存在意義って何なんだろう?

あ、それ以前に僕自身の存在意義を問うべきか・・・


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